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映画『96時間』ほか1本 [映画感想‐洋画]

最近(でもないが)レンタルで視聴した映画の感想を2本まとめて。

『96時間』(原題:Taken)

96時間 [Blu-ray]

96時間 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray

主演はリーアム・ニーソン。フランス製アクション映画で製作にリュック・ベッソンが関わってるので、まあ当然ながら派手な銃撃戦とかこれでもかってくらいあります。リュック・ベッソンのおかげでフランス人(今回はちょっと違うけど)は警察も悪党も、みんなトリガーハッピーな奴らばっかりという認識になりました。

リーアム・ニーソン演じる主人公が「危ないから止せ」と忠告したのに友人と二人でフランス旅行に出かけたあげく、到着したその日のうちに人身売買組織に誘拐された娘を取り戻すために奔走する、というあらすじ。こう書くとあんまりなストーリーだがそんなに外れてない。元CIA工作員という設定の主人公がまあ、超アグレッシブ。そして容赦ない。情報を聞き出すためなら拷問も厭わないし「悪党?とりあえず撃っとくか」ぐらいの勢いで殺しまくり。すげえなあ。アクションシーン全般は迫力があって良かった。あとはもうひたすらリーアム・ニーソンがカッコいいなー、親父すげえなーと楽しめばいいです(ひどい)。主人公の娘だけほぼ無傷という都合の良さも気にしちゃ駄目です(まあ人身売買組織に誘拐されるだけでも相当なもんだが)。娘の友人の扱いがちょっと酷すぎるのが気になったけど。あれはあんまりだよなあ。

他には主人公の別れた元妻役がファムケ・ヤンセン姐さんなので、主人公がピンチに陥ったら颯爽と現れそうに思えて困った。強そうなんだもの。映像特典のメイキングを観たらカーチェイスはやっぱり「ジェイソン・ボーン」シリーズを意識してたみたい。“負けたくないから夜にした”と素直に言っちゃう監督が可笑しかった。続編制作が決まったらしいけど、主人公は交代になるのかな。それとも『ダイ・ハード』シリーズみたいに「運の悪い父と娘」路線で行くんだろうか。

『ラスベガスをぶっつぶせ』(原題:21)

ラスベガスをぶっつぶせ [Blu-ray]

ラスベガスをぶっつぶせ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

気になりつつも何故かスルーしていた。実話が基になった小説の映画化だそうな。マサチューセッツ工科大学(以下MIT)の学生がラスベガスのカジノで「カウンティング」というテクニックを用いてブラックジャック(原題はここから)でがっぽり儲けましょうと画策するお話。

尺は約2時間(122分)なんだけど、序盤から本格的に話が動き始めるまでが少しダレる感じだった。主人公たちが目論見どおりに大儲けし、調子に乗って放蕩三昧というシーンをもう少し削って尺を90~100分くらいにまとめてくれたらもっと良かったかなーと。この手の映画に観客が期待するのは、胴元側を出し抜いて主人公側が勝利を収める姿だと思う(最近なら『オーシャンズ11』とか)。でもね、この映画じゃあまり主人公たちを応援する気になれないんだな。だってね、MITに行けるような頭のいい奴はトラブルやアクシデントも上手く回避して人生万々歳だよね、なんてーの、勝ち組ってやつ?・・・みたいなことをドヤ顔で言われたみたいで腹立たしいんだよ。いや分かってますよ、単なる僻みですけどね。

キャストはあまり見知った顔ぶれじゃなかった(自分が知らないだけだろうが)。そんな中、ケヴィン・スペイシーが下衆な教授を生き生きと演じてて良かったな。カウンティングチームの一員である(おそらく)韓国系アメリカ人が滞在先のホテルの備品を片っ端からくすねる描写に、それ大丈夫かと観てる方が心配になった。一応はオチの伏線にもなってるんだけど。参考までにWikipediaを見たら人種論争という項目があって、実際の学生はほとんどがアジア系なのに映画じゃ主役(とヒロイン)を白人系俳優が演じたのでアジア系コミュニティから不満の声が・・・ということがあったらしい。難しいねアメリカは。

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映画『サロゲート』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴、ブルース・ウィリス主演の近未来SFサスペンス。あまり評判は良くないようだが自分は面白く観られました。しかしこれ尺は89分しかない。最近じゃ2時間どころか1時間半程度が主流なんだな。

サロゲート/ブルーレイ(本編DVD付) [Blu-ray]

サロゲート/ブルーレイ(本編DVD付) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray

近未来(映画では2017年、原作では2054年となっている)、使用者の意識・感覚をリンクして遠隔操作する代理ロボット「サロゲート」が実用化され、瞬く間に全世界に浸透、あらゆるシステムやインフラもその使用を前提として整備・再構築が行われている。外観は現在の姿を模しても良いし、若く活力が漲っていた頃の姿でも、あるいは自分とは似ても似つかない理想の姿としても良い。そんな代理ロボットを使って日常生活を営む、言わば究極の引きこもり社会が舞台だ。

サロゲート・システムが実用化されて以来、社会からは傷害や殺人といった凶悪事件は駆逐された。仮に暴行を受けようが代理ロボットが損壊するだけで遠く離れた使用者に影響が及ぶことはない...はずだった。ところがある日、破壊された「サロゲート」が見つかり、その使用者宅を訪ねてみると変わり果てた姿に。代理ロボット本体に強い衝撃が加えられても使用者へフィードバックされない安全機構も備わっていたはずなのに。誰が、一体何の目的で。その後も同様の事件が発生し、主人公は捜査を進めるうちある陰謀に直面するが・・・。

まあここまで高性能な遠隔操作用ロボットってのは2054年の時点でも実現が難しいような気もするけど、その辺りを突っ込むのは野暮ですね。便利な技術・道具を受け入れる者ばかりじゃなく、人間は本来与えられた生身の肉体で生きるべきだ、と現状に異を唱える層が「ロボットお断り」な地域で暮らしていたり、ロボットが現在の携帯電話くらい身近なものとなった未来社会を分かりやすく面白いビジュアルとして見せてくれる。また、アクション演出に定評のあるジョナサン・モストウ監督のこだわり(というか自信?)なのか、スタントシーン(たとえばカーチェイスとか)は基本的な部分をCGIに頼っていないのは好感が持てた。これも見どころの一つ。

身に降りかかった悲しい出来事から心に傷を負い、「サロゲート」システムに依存し一つ屋根の下に暮らしながら直接対面することもなくなった主人公夫婦が、その関係を修復していく...という部分に特徴的だが、技術が進んでもやっぱり人間は直接の触れ合いが大事だよね、と近未来もののお約束もちゃんとある。ただね、昔からそういう人間関係を煩わしく思う人も一定数はいると思うし、「代理ロボット良いじゃない、大歓迎だよ」と感じる人もいるかなあと。ここで描かれた近未来の姿をどう感じるか、この辺は興味深かったりする。映画としては黒幕に相当する人物の動機とオチの付け方に物足りなさもあるが、最後までダレることなく楽しめました。


ちょっと余談。なんとなく『アバター』を連想させるところもあり、同じ公開年であるのも偶然ではないんだろうなーとか。ちなみに『アバター』の時代設定は2154年、遠隔操作用のボディ(「アバター」)は人間と原住民ナヴィの遺伝子を組み合わせて作ったとされていて、そちらの方がまだ現実味がある、ような気がする。また、先日取り上げた『HINOKIO ヒノキオ』も外界とのインターフェイスとしてロボットを使う未来を描いていたが印象は全く別物、むしろ『攻殻機動隊』(特に原作漫画のパート2)の方がイメージ的には被るかな(あちらは2035年、呼称は「義体」だ)。

The Surrogates (Surrogates (Graphic Novels))

The Surrogates (Surrogates (Graphic Novels))

  • 作者: Robert Venditti
  • 出版社/メーカー: Top Shelf Productions
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: ペーパーバック

これが原作のグラフィックノベル。映像特典として収録されていたものを見るに、映画とはかなり雰囲気が違うようだ。別物として考えた方が良さそう。残念ながら邦訳はされていないので英語に自信のある方は原書にチャレンジしてみるのも一興かと。

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映画『ホワイトアウト』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴、日本でも『アンダーワールド』シリーズで知られるケイト・ベッキンセイル主演のサスペンス。率直なところを言えば少々物足りなさを感じる内容だったか。ちなみに織田裕二主演の同名邦画(及びその原作小説)とは一切関連はありません。・・・言うまでも無いか。

ホワイトアウト [Blu-ray]

ホワイトアウト [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray

外界から隔絶した南極基地を舞台に、殺人事件の謎を追うというあらすじ。ミステリで言えば「絶海の孤島」、「吹雪の山荘」系のお話に近いか。観る前は南極基地繋がりで『遊星からの物体X』っぽいのを勝手に想像してたんだけど、全然違って普通の(というのも変だが)サスペンス映画だった。監督のドミニク・セナは『60セカンズ』や『ソードフィッシュ』が結構好きだったので、大外れはないかなーと思ってたんだが、先にも書いたように正直微妙、物足りなさを感じる出来ではあった。主演のケイト・ベッキンセイルは相変わらず美人さんだしサービスショットのシャワーシーンもあるし、彼女目当てで観るのもまあ、ありっちゃありか。

なにせ南極基地が舞台だから真犯人が外部の人間の可能性は薄い。基地内の誰が・・・という疑心暗鬼サスペンスがメインかなと思ったら、主人公たちは結構気楽に他国の基地へ(捜査に)出かけたりするので、サスペンスも盛り上がりきらない感じ。他には南極に特大の嵐が近づいて、数日内には脱出しないと半年間は南極に留まらないといけなくなる、それまでになんとしても解決しなければ、というタイムリミット・サスペンスの要素もあるのにこれがまた、全然ピリピリした感じがないんだ。脚本に4人も名を連ねてるのにね。どうなっとんのと。

真犯人は割と早い内に予想できるし、最終的な特定に至る要素の提示もあまりフェアな見せ方ではない。南極という文字どおり究極の閉鎖空間、その舞台を活かしきれなかったことは残念。・・・なんだか悪い部分ばかり書いてるが、101分という短めの尺も手伝って最後までダレはなかったので、気楽に観られるサスペンスとしてはいいんじゃないでしょうか(我ながら無理矢理だな)。

実はこの映画にもグラフィックノベルの原作があって、その作者はボディーガードのアティカス・コディアックを主人公とするシリーズが人気のグレッグ・ルッカだったりする(自分もそのシリーズは好き)。そういえば著作の解説でいわゆるアメコミ原作も手懸けてると書いてあったな、すっかり忘れてたが。一時期(今もか)、日本の映画やドラマは漫画原作ばかりだと批判もあったが、海外も変わらんよなーと。

守護者 (講談社文庫)

守護者 (講談社文庫)

  • 作者: グレッグ・ルッカ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/03/12
  • メディア: 文庫

これがそのシリーズ第一作、最近完結篇となる第七作目も発売されました。おすすめ。

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映画『ノウイング』 [映画感想‐洋画]

少し前にレンタルで視聴したが感想を書いてなかった。ニコラス・ケイジ主演のサスペンス。ある意味、トンデモな映画だった(特に終盤が)。

ノウイング [Blu-ray]

ノウイング [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray

主人公の息子が通う小学校で50年前に埋められたタイムカプセルを取り出す式典が行われる。未来を思い描いた子供らしい絵やメッセージの中で、主人公の息子が受け取ったのは画用紙の両面にびっしりと数字が書き込まれた異様なものだった。主人公はその数字がこの50年間に世界中で発生した大規模災害の正確な日付と犠牲者数を表していること、そして未来を示す数字が複数残されていることに気付く。半信半疑の主人公を嘲笑うように彼の眼前で大惨事が・・・。まあ、こんな感じのあらすじです。

この後、新たな惨事を防ごうと奔走する主人公の前に怪しげな人物が現れたりと序盤から中盤にかけてはサスペンスフルに展開していく。予告編でも見られた映像的な見せ場もなかなかだった(逆に言えばやたらとインパクトの強い映像を先に予告編で見せてしまったのは失敗だったとも思うが)。オカルト風味なのかと思いきや、後半に向かってSF風な展開になっていくんですよこれが。アレックス・プロヤス監督がかつて自ら脚本も手がけた『ダークシティ』をどことなく髣髴とさせる。

※ここからネタバレを含みます、念のため。

人類よりも高次な存在からの警告(と救済)というのはSF的なお話にはよくあるんだが、さすがに手垢のついた題材だなーという印象だ。だがそれよりも気になったのはクライマックスからエンディングにかけてのビジュアル・イメージだった。これはねえ、やけに宗教的なものを感じさせて少々げんなりする。あれではどうしたって選ばれた民が救済され天国に・・・だものな。まあ素直に新天地で人類は新たな歩みを・・・と受け止めればいいんだけどね。もう一つ気になったのは一緒に連れて行ったウサギだ。ラストシーンに出てこなかったような。折角ならちゃんと見せて欲しかった。細かい部分ですが。

同時期に公開された『2012』と同じ系列の作品と言えるか。こういうネタも織り込んでいたので。だが自分はやはり、先にも書いたように宗教的な臭いを感じ取ってしまって後味は決して良くなかった。ちょっと残念。

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映画『パッセンジャーズ』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴、サスペンス・ミステリーの範疇に属する映画...ではあるんだが。相性が悪いと酷評になる可能性もある。その意味では万人にオススメしづらい作品だった。

パッセンジャーズ 特別版 [DVD]

パッセンジャーズ 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

映画全体の雰囲気やキャストも悪くないし、ストーリーにしても「こういうのもありかな」と納得はできる。だが正直なところ感想を書くのに難儀する。少しでも踏み込んだことを書こうと思えば即ネタばらしに繋がるからだ。配給会社の宣伝担当はさぞ頭を悩ませたのじゃないか。そんなわけで、ここから先はネタバレが含まれる可能性を承知で読み進めてください(できるだけ回避しますが)。

乗客・乗員109名を乗せた航空機の墜落事故から映画は始まる。奇跡的にも生存者は5人。彼らのセラピーを依頼されたヒロインは、事故原因に関する航空会社の公式説明と生存者の証言に食い違いがあることに不審を抱く。生存者の内、グループセラピーへの参加を固辞する男性は妙に馴れ馴れしく、初対面でありながらヒロインのプライベートにも言及してみせる。さらには日を追うごとに謎の人物に尾行されていると訴える者や、セラピー参加者が一人、また一人と姿を見せなくなる。陰謀か、あるいは超常現象か。クライマックスで明らかになる驚愕の真相とは...という感じ。

不穏な空気、微妙だが確実な違和感、序盤からの展開はなかなか興味をそそるものだ。この映画の肝は終盤に用意された大ネタ、文字どおりのどんでん返しにある。見終えてから思い返すと若干の強引さや辻褄の合わない部分はあるが、冒頭からきっちり伏線が用意されていたことに気付かされる。サスペンス・スリラーを見慣れた人なら割と早い段階で真相に予想が付くかもしれない。そしてこの真相こそが映画の評価を分けてしまうだろう。人によっては「ふざけんな、金返せ!」状態になる確率は高い。どんな映画か問われた際に、日本でもヒットしたある映画のタイトルを言えば一発で「ああ、あんな感じか」となるだろう(書きませんけどね)。あえてぎりぎりの線で言うならオムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』的な題材だ、となるか。

中盤あたりの展開に少々ダレを感じるが、個人的にはなかなか楽しめる映画だった。この映画は日本人の方が受け入れやすいかもしれないな、とエンドロールを見ながら考えた。上手くいえないが、日本人の死生観に合ってるんじゃないかなと。それから最後に余計なお世話を。見終えた後でもう一度、最初から見直してみて欲しい。冒頭の15分程度でかまわない。丁寧に配置された伏線に気付くはずだ。まあ「こんな映画はクソだ」と感じた人にまで強要するつもりはないですが。

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映画『G.I.ジョー』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴、終始「こまけぇことはいいんだよ!!」イズムに溢れ、ある意味で期待どおりの映画だった。

G.I.ジョー [DVD]

G.I.ジョー [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD

「G.I.ジョー」と聞くと真っ先に思い浮かべるのがアクションフィギュアの方なんだが、この映画はフィギュアシリーズに基づくヒーロー・コミック及びTVアニメの実写化。日本でも『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』として1986年に放送されたらしいが、残念ながら自分は見た記憶がない(テレビ朝日系列だったそうなので放送自体はあったと思う)。当時は完全に興味の外だったんだろうな。

最初にも書いたが細かいことを気にして見る映画じゃない。一応冒頭で「そう遠くない未来」が舞台だよと言い訳してるが、要するに「すっげー秘密兵器とかいっぱい出てくるけど、まあ科学考証とかは気にすんな!」という宣言です。その中でも特に大活躍なのがナノマシン。もうこれさえあれば他には何もいらないんじゃないかという万能っぷり。予告編でも見られたエッフェル塔を崩壊させる緑色したガス状のやつ、てっきり腐食性ガスみたいなものかと思ったらあれもそう。他にも敵の兵士が恐怖や痛みを感じないように制御されたり、キングコブラに噛まれても瞬時に毒を体外に排出したり、それら全てがナノマシンの働き。完全に無双状態。もう畏敬の念をこめてナノマシンさんと呼ばせていただきたいくらいだ。そういえばナノマシンを封入した弾頭を兵器化するのになぜ粒子加速器が必要だったんだろうか。装置にセットしてびびーってやったら弾頭が蛍光色に発光して作業完了。うん、分かりやすいけどね。ああできたんだなーって。

対するG.I.ジョー側では加速装置付きのパワードスーツみたいなのが面白かった。パリ市内での追っかけシーンはいかにもCGIですって感じを隠そうともしない潔さ。見分けるのが難しくなった昨今では珍しい気もするくらいだった。しかし世界各国の精鋭で組織された特殊部隊なくせに優秀なのかバカなのかよく分からん。基地内から発信されてる位置追尾用の電波に気付かずあっさりと敵の侵入を許してしまう抜けっぷり。ダメじゃんG.I.ジョーチーム。それくらい気付こうよ。

見どころとしては何といっても敵側の女傑、バロネス姐さんに尽きるよね。いやあエロいわー。ぴったりと身体にフィットしたラバースーツを着ていてビッチな峰不二子みたいな感じ(今ならむしろベヨネッタ姐さんか)。他には謎のニンジャみたいなのが二人、敵味方双方に出てくる。本当にアメリカ人ってニンジャ好きなのな。因縁のある二人が初めて出会うのは東京なんだけど、お約束どおり「それどこの日本?」になっていて安心した。敵のニンジャを演じるのはイ・ビョンホンなんだが、少し前なら中国系もしくは日系俳優の役どころを韓国系俳優が担当するのって完全に定着したのかしら。先日見た『スター・トレック』でもスールー(ミスター・カトー)を演じていたのは韓国系のジョン・チョーだったし。

まあラストは拍子抜けするほどの締め方 and 次回、激闘編をお楽しみに!的な感じもあるけど、楽しかったです。バカっぽくて(褒め言葉)。頭空っぽにして見ると良いと思います。・・・この感想もかなりバカっぽいな。

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最近(借りて)見た映画 [映画感想‐洋画]

久しぶりに更新。ここ最近レンタルで視聴した映画を何本かまとめて。ほとんどが公開当時に見そびれたもの。映画館からすっかり足が遠のいている。良くない傾向だ。

スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD

一本目は『スター・トレック』(Star Trek)、約2時間(126分)を飽きさせず、熱心なファンとは決して言えない自分ですらニヤリとするシーンも多くてなかなか楽しい。もちろん『宇宙大作戦』からの強い思い入れがある古参ファンから見ればこれでも不満は残るのかもしれないが。古参ファンを満足させつつ新しいファンも獲得する、かなり高いハードルをクリアするわけだから大変だったろう。その意味で頭をよぎったのは現在制作中の実写版『ヤマト』のことだった。新生『スター・トレック』が(完璧ではないにせよ)クリアしたハードルを『ヤマト』はクリアできるだろうか。

さて、この映画ではカーク船長が宇宙艦隊アカデミーへ入隊する顛末が描かれるなど『宇宙大作戦』よりも時系列的には前になる。俗にいうエピソード0的なお話だ。だが「リ・イマジネーション」と銘打たれていたように、オリジナル・クルーを登場させながら全く新しい(外伝でもない)物語として再出発させている。ではどうやってそれを実現させたかと言えば、『スタートレック』シリーズではお馴染みの時間跳躍による改変ネタ、パラレルワールドとしちゃいましょうと。どう見てもパラドックスは解決してないよなーとは思うが、そのおかげで若いスポックと老いたスポック(こちらはレナード・ニモイが演じてる!)の共演が実現したので良しとしよう。他には若いカークがとにかく喧嘩っ早いというか、しょっちゅう殴り合いしてるのがおかしかった。早々と続編制作も決まったようなので新生シリーズを楽しみにしたい。

天使と悪魔 コレクターズ・エディション [DVD]

天使と悪魔 コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

二本目は『天使と悪魔』(Angels & Demons)、原作が出版されたのはこちらが先だが映画内の時系列では続編扱い。ストーリー上の繋がりは無いので気にしなくても大丈夫。前作『ダヴィンチ・コード』よりサスペンス・アクション度が上がった。スピルバーグ監督から「もう少しアクションがあればもっと良かったのにね」と言われちゃったからか? それはさておき、自分にキリスト教(カトリック)やヴァチカンに関する知識が不足してることが悔しくなる映画だ。物語の核ともなるローマ教皇の後継者選挙「コンクラーヴェ」が「根比べ」に変換され、妙な妄想(教皇に求められるのは根性かよ!とか)で集中できなくなるのは日本人としては避けられないのか。真面目な話、コンクラーヴェってラテン語で「鍵のかかった」という意味らしい。教皇決定の場合に白い煙が出るように投票用紙等を燃やすってのは何故か知ってた。『天国と地獄』のワンシーンを連想したり。

新教皇の有力候補である枢機卿4人の誘拐と1時間ごとの殺害予告、さらにはスイスのCERNから盗み出された反物質が市内のどこかに隠され、保管容器がバッテリー切れになればヴァチカン全体が吹き飛んでしまう...という二つのタイムリミットがサスペンスとスピード感に直結していい感じだ。ただし、事件の黒幕は割と早いうちに予想が付く。ぶっちゃけキャスティングを見れば一目瞭然だろと。教皇の秘書長にして空位時の教皇代理という役をユアン・マクレガーが演じてるんだが、どうしてもジェダイマスターに見えて困った。とにかく一番の見どころはヴァチカンとローマ市内の町並みそのものだ。それ自体が巨大な美術館みたいなもので、この映画を観たら絶対に観光へ行きたくなる。いいよなあ、歴史のある街って。

ターミネーター4 コレクターズ・エディション [DVD]

ターミネーター4 コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

三本目は『ターミネーター4 』(Terminator Salvation)を。結局これも公開当時に行きそびれてしまった。ダメだな俺。興行的には失敗に終わったらしい。シリーズでは黒歴史扱いの『ターミネーター3』(以下『T3』)よりも客が入らなかったというんだからビックリだ。かなり話題になったのにね。実はこれって『T3』の正統続編でもあって、「審判の日」が回避されなかった未来が舞台なのだ。スカイネットによる全面核戦争は実行され、残された人類によるレジスタンスが進行中、ジョン・コナー抹殺のため過去のロサンゼルスへT-800が送り込まれる少し前のお話と。それも不評の一因かもなあ。逆に『T3』が割と好きな自分には相性が良かったのか。

映像やアクションは迫力があり、同時にシリーズのファンへもちゃんと目配せをしている。不満といえば主人公であるジョン・コナーが全然目立たない。いや活躍はするんだけど、もう一方の重要なキャラクターに食われてしまっているんだね。主役は完全にそっちだ(そのキャラクターは冒頭から登場するし)。少々ネタバレ気味だが、今回登場する新ターミネーターってのがやたらと高性能なのも気になった。この映画の時点ではT-800がようやく量産化・実戦配備、つまりは最新型なのにそれよりも性能が上ってのはね。用途の異なる特別モデルであることを差し引いても、じゃあそっちを量産すりゃいいじゃんとなるわな。『スター・トレック』に比べ詰めを誤った印象は否めない。ジョン・コナー役のクリスチャン・ベールは三部作として契約してるそうだが、今回の大コケを受けパート5はまた一から仕切りなおす、なーんて話もある。どうなることやら。

バビロンA.D. (特別編)  [DVD]

バビロンA.D. (特別編) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

四本目は『バビロンA.D.』(Babylon A.D.)、ヴィン・ディーゼル主演の近未来SF。ストーリーとしては物語の鍵を握る少女の移送(と護衛)を依頼された主人公が、襲撃を退けつつ新セルビアから一路アメリカを目指す。背後に見え隠れする謎の宗教団体とは何者なのか。そして少女の秘密とは一体...という感じなんだけど、正直とても微妙。映像とかそんなに悪くないのに、どうしてこんなにしっちゃかめっちゃかな出来になったんだ。Wikipediaによれば監督自身が「1シーンとて脚本通りに撮れなかった」と恨み言を公言しているらしいので、なにやら横槍が入ってもめた結果なのかも。ちょっと前なら「アラン・スミシー名義」になってたのかね。

前半の雰囲気とか決して悪くないんだ。まあこれは自分の好きな『トゥモロー・ワールド』(Children of Men)を彷彿とさせるから、というのもある。ところが中盤を過ぎ、いよいよクライマックスに差し掛かる辺りから迷走し始め、ラストにいたっては「え、これで終わり? 話が繋がってねーじゃん」となってしまう。映像とかアクションとか見せ場はそれなりにあるだけに勿体ないなーと。少女の付き添い役であるシスターを演じたミシェル・ヨーはいい味出してたと思う。他にはラスボス的存在にシャーロット・ランプリング、いやあ年取ったなあ。どうも『未来世紀ブラジル』の主人公の母ちゃんに被って見えて、いつ顔のたるみをびろーんと伸ばすシーンが来るんだと期待してしまったのはご愛嬌。ちなみに吹き替え版ではヴィン・ディーゼルを大塚明夫が担当してる。ちょっと意外な感じ。自分も後から気付いて失敗したなと思った。特にこだわりが無ければ吹き替えで見るのもいいかもしれない。微妙なことには変わりないと思うけど(台無し)。

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映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴、約1年前に公開されたシリーズ第6作目。アメリカではPG指定(子供の鑑賞には、保護者の指導を推奨)となったようで、恐怖表現、いくつかの暴力シーン、言葉、軽度の性的表現の4点が該当したとのこと。原作はもともとダーク・ファンタジーの要素が強いそうなので、逆に言えばその雰囲気を上手く再現できていると言えるのかも知れない。

ハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(2枚組) [DVD]

ハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

宿敵ヴォルデモートとの対決に向けその過去と弱点を探るというエピソードのためか、前作『不死鳥の騎士団』終盤にあった魔法合戦のような派手な見せ場は特に無く、ぶっちゃけ「次回最終回、お楽しみに!」と言われた様な気分だ。シリーズ物の宿命と納得するしかない...んだがやはり釈然としないわな。

その代わりと言ってはなんだが、「ホグワーツ青春白書」と勝手に副題を付けたくなるような展開が。ハリーら仲良し三人組も大人になったもんだ。いやあ、あまずっぺぇな。まだ幼さが残るシリーズ1作目から見続けてきたせいか、会う度に成長する親戚の子に対する感情に近いものがある。学園ラブコメとして見ると今回は完全にロンが主役だった。空前のモテ期に突入→ 調子に乗る→ 痛い目にあう→ でも最後は大勝利! しかも最終的にゲットするのがハーマイオニーのハートですよ? ロンてめぇ、いつの間に。なんと羨ましい奴だ。主人公のハリーがあちこち飛び回ってる間も一緒にいる時間が長かったからな。しかしもっと驚いたのはハリーがロンの妹、ジニーと恋仲になることだった。この辺りは原作を読めば違和感も無いんだろうが、映画だけを見てる立場には唐突にすら感じられた。それ以外では不思議ちゃん全開のルーナが可愛くて可愛くて。ほわほわしたマイペースっぷりがたまらん。彼女はいいキャラクターだな。

他にはとても悲しい展開が一つ。ある重要な人物が命を落としてしまう。最終エピソードの『死の秘宝』でも原作者自ら重要人物の内、「2人が死に、1人が免れるだろう」と語ったことが話題になった。映画版は前後編の二部作として2010年11月、2011年7月にそれぞれ公開される。未だに原作を読んでおらず映画だけでの付き合いだが、それでも第1作目『賢者の石』からは10年越しだものな。どんな結末が描かれるのか、最後までしっかり見届けようと思う。

ここから蛇足。原題は Harry Potter and the Half-Blood Prince なので、直訳するなら『ハリー・ポッターと混血の王子』となるのか。特段それで問題があるようには思えないんだが、最近では「混血」という言葉自体に差別的な意味合いがあるとされており、その辺りの配慮(というか制約)があったんだろう。本編中の字幕では「半純血」といささかヘンテコな日本語になっていて翻訳者の苦心の跡がうかがえた。

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映画『マックス・ペイン』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴。実はあまり良い評判を聞かなかったんだが、そんなに悪くなかったけどな、手堅くまとまってる感じで。それが逆に物足りないと受け止められたのか。

マックス・ペイン (完全版) [DVD]

マックス・ペイン (完全版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

主人公マックスはニューヨーク市警の刑事。数年前に妻と幼い娘が自宅で3人組の暴漢に殺害される現場に出くわすという辛い過去を持つ。自らの手で2人を射殺するも残るひとりを取り逃がしてしまう。だがその後の捜査で3人目の存在自体を否定された彼は未解決事件班に籍を置き、たった独りで逃亡犯を追い続けている。そんなある日、謎めいた美女と関わるが直後に彼女は謎の人物に惨殺される。この事件が妻子殺しと関係しているとの情報を掴むものの、自身が殺害の容疑者として警察に追われる身となってしまう。なぜ妻子は殺害されてしまったのか。事件の背後に潜む陰謀と真の黒幕とは・・・というあらすじ。

最初に予告編を見た時はキアヌ・リーブス主演の『コンスタンティン』みたいな、ちょっとオカルト風味なアクションなのかと思っていた(そう思わせるような映像があるので)。実際にはそんなこともなく、言ってしまえば単なるイメージカットみたいなものだったんだけど。その辺りの誤解が低評価に繋がっているのかしら。それ以外ではストーリーが非常に分かりやすいからか。ある程度まで映画が進むと容易に先の展開が読めてしまう。事件の真相だったり黒幕の正体だったり。それを物足りないと感じた人が多かったのかな。

この映画の原作はPC用(後にコンシューマー用にも移植、日本ではPlayStation2版として発売)3Dアクション・シューティングゲームらしい。コンシュマー向けに移植されるとミリオンセラーを獲得したそうなので、おそらくファンの期待も大きかったはずだ。自分はこのゲームをやっていないが、ファンの目線ではどうだったのかな。ゲームシステムとして『マトリックス』のような「バレットタイム」、あの時間が間延びしたようなエフェクトが売りでもあったそうで、映画の中でも数箇所で再現されている。あまりパッとしない使われ方だったが。いまさらやっても二番煎じどころじゃないし原作ファンへの目配せとして入れてみましたという印象だ。

そうは言っても決して安っぽい作りではないし、話が単純な分、難しく考えずに観るには十分すぎる出来だと思う。ガンアクションも頑張ってるし格好いい画もある。主演のマーク・ウォールバーグはこの映画と『ハプニング』の二本でラジー賞の主演男優賞にノミネートされてしまったが、そこまで酷くはないよなーと。基本的にサル顔(失礼)なので「ジェイソン・ボーン」シリーズのマット・ディモンにイメージが被るけど。ラストは続編が可能なように終わらせているが、どうだろう、難しいかもなあ。

マックス ペイン【CEROレーティング「Z」】

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  • 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
  • メディア: Video Game
  • ※レーティングにより18歳以上のみ対象です、念のため。

ちなみにこれが原作ゲーム。日本国内ではCERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)により最も厳しい「Z」ランクに指定されています。PlayStation2版の公式サイトはここ⇒【MAX PAYNE:ホーム

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映画『パニッシャー : ウォー・ゾーン』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴。結構グロいシーンもあるんだが、ど派手な銃撃戦などアクションは迫力があって楽しめた。

パニッシャー : ウォー・ゾーン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

原作はアメリカン・コミック、犯罪組織に家族を殺害された男が復讐を経て、世に巣くう犯罪者を処罰する闇の処刑人として活躍する、というお話。これまでにも二度実写映画化され今回が三度目となる。興行成績や評判も良く、続編制作の決め手ともなった前作(ストーリー上の関連は無し)にはコミカルなシーンもあったが、それとは真逆にかなりのハード路線だ。また、過去二作では主人公がパニッシャーとなるいきさつや、復讐譚としての要素があったが本作では回想シーン程度に留め、冒頭からパニッシャーの本領が全開だった。

アクション映画では悪役の描写が肝とよく言われる。倒すべき敵役=復讐の相手であれば主人公の目的や行動がぶれずクライマックスに向けて収束しやすい。だが本作では復讐譚の要素が前面に出ないこともあって、悪役は徹底して相当な下衆(しかも頭のねじが四、五本ぶっ飛んでる奴)に描かれている。確かにね、観客に同情や共感の余地を残しちゃパニッシャーの活躍に溜飲を下げられないものな。その分、深みも無いんだが。

その代わりというのもなんだが、序盤で主人公がそうとは知らずに誤って射殺してしまうFBIの潜入捜査官の遺族(妻と娘)を登場させ、彼女たちを護るという別の目的を持たせることでドラマに厚みを持たせている。パニッシャーが喪った自分の娘と重ね合わせ、心を通わせていくあたりはハードな展開の中で気持ちの休まる部分だ。しかしあんな凄惨な現場に居合わせたあの娘はトラウマになりゃせんか。

この映画はアメリカではR指定となった。映画会社はなんとかPG-13に留めたかったようだが、さすがにこれでは無理だよな、と思わせるほど残虐描写は激しい。敵味方問わずかなりえぐい死に方をするし。公開前に監督とこの件を巡ってかなり揉めたそうだが、正直な話、そこまでこだわって見せるもんでもなかったんじゃないかなと。その部分も含め自分は楽しんだが、苦手な人には少々辛いかもしれない。

パニッシャー コレクターズ・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

こっちが前作(二回目の映画化)、先にも書いたがコミカルな部分や思いっきりバカっぽい部分もあって、楽しさという点では上かなあ。もちろん好みもあるが、個人的にはこっちの方が好き。

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