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映画『マックス・ペイン』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴。実はあまり良い評判を聞かなかったんだが、そんなに悪くなかったけどな、手堅くまとまってる感じで。それが逆に物足りないと受け止められたのか。

マックス・ペイン (完全版) [DVD]

マックス・ペイン (完全版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

主人公マックスはニューヨーク市警の刑事。数年前に妻と幼い娘が自宅で3人組の暴漢に殺害される現場に出くわすという辛い過去を持つ。自らの手で2人を射殺するも残るひとりを取り逃がしてしまう。だがその後の捜査で3人目の存在自体を否定された彼は未解決事件班に籍を置き、たった独りで逃亡犯を追い続けている。そんなある日、謎めいた美女と関わるが直後に彼女は謎の人物に惨殺される。この事件が妻子殺しと関係しているとの情報を掴むものの、自身が殺害の容疑者として警察に追われる身となってしまう。なぜ妻子は殺害されてしまったのか。事件の背後に潜む陰謀と真の黒幕とは・・・というあらすじ。

最初に予告編を見た時はキアヌ・リーブス主演の『コンスタンティン』みたいな、ちょっとオカルト風味なアクションなのかと思っていた(そう思わせるような映像があるので)。実際にはそんなこともなく、言ってしまえば単なるイメージカットみたいなものだったんだけど。その辺りの誤解が低評価に繋がっているのかしら。それ以外ではストーリーが非常に分かりやすいからか。ある程度まで映画が進むと容易に先の展開が読めてしまう。事件の真相だったり黒幕の正体だったり。それを物足りないと感じた人が多かったのかな。

この映画の原作はPC用(後にコンシューマー用にも移植、日本ではPlayStation2版として発売)3Dアクション・シューティングゲームらしい。コンシュマー向けに移植されるとミリオンセラーを獲得したそうなので、おそらくファンの期待も大きかったはずだ。自分はこのゲームをやっていないが、ファンの目線ではどうだったのかな。ゲームシステムとして『マトリックス』のような「バレットタイム」、あの時間が間延びしたようなエフェクトが売りでもあったそうで、映画の中でも数箇所で再現されている。あまりパッとしない使われ方だったが。いまさらやっても二番煎じどころじゃないし原作ファンへの目配せとして入れてみましたという印象だ。

そうは言っても決して安っぽい作りではないし、話が単純な分、難しく考えずに観るには十分すぎる出来だと思う。ガンアクションも頑張ってるし格好いい画もある。主演のマーク・ウォールバーグはこの映画と『ハプニング』の二本でラジー賞の主演男優賞にノミネートされてしまったが、そこまで酷くはないよなーと。基本的にサル顔(失礼)なので「ジェイソン・ボーン」シリーズのマット・ディモンにイメージが被るけど。ラストは続編が可能なように終わらせているが、どうだろう、難しいかもなあ。

マックス ペイン【CEROレーティング「Z」】

マックス ペイン【CEROレーティング「Z」】

  • 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
  • メディア: Video Game
  • ※レーティングにより18歳以上のみ対象です、念のため。

ちなみにこれが原作ゲーム。日本国内ではCERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)により最も厳しい「Z」ランクに指定されています。PlayStation2版の公式サイトはここ⇒【MAX PAYNE:ホーム

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