2009-08-25 Tue TVアニメ感想（『涼宮ハルヒの憂鬱』第21話） [アニメ感想‐TV]
「涼宮ハルヒの溜息II」というわけで、前回から続いて文化祭用映画制作の様子が描かれた。いやあ、楽しいような痛々しいような。素人の自主制作映画なんてこんなもんかもしれん。ハルヒのような強引さにはもちろん功罪両面あるんだけど、小集団での活動はこれぐらいの勢いで引っ張る奴がいないと一歩も先へ進まなかったりするケースも多いし。一番笑えたのは電器店でのCM撮りのシーンだったかな、ハルヒが「電器屋さんにウェイトレスが居るのが引っかかるのよ！」というところ。迂闊にも声出して笑ってしまったぞ。しかしハルヒはああいう衣装をどこから調達してきてるんだっけ。
前回もそうだったがこの「溜息」編に入ってから妙にハルヒが可愛く思えてしまう。うーん、騙されているのか俺は。まあやたらと生き生きしてるから見てて飽きないけど。付き合わされるSOS団の面々はたまったもんじゃないだろうが。撮影二日目の待ち合わせで、キョンの衣装と自分のそれが偶然似たもの（要はペアルック風）となったことに気付き嬉しそうにしたり、みくるが飲みかけのお茶をキョンに渡すのを阻止してみたりと、一体全体どうしたことだ。まるでラブコメじゃないか。
ウェイトレスが闘うという「コンセプト」が意外性があって良いとか、片方だけ瞳の色が違うとか、今どきそれはどうなんだというアイタタタな発想が出てくるのは、一種の自虐系ギャグなんだろうか。それとも単に原作が微妙に古いこと（2003年発売）に起因するのか。ああでもなあ、2003年の時点で「闘うウェイトレス」なんてありふれた題材だったかな。するとやはり前者か。この辺りはちょっと興味深かった。他には冒頭、キョンと谷口の会話を見ていて、以前キョンの立ち位置というか役回りについてコメント欄で指摘されたのはこういうことかと得心が行った。さて、もう一回くらい映画制作をやるのかな。原作未読の自分には新鮮だし見ていて面白いから次週も楽しみだ。キョンの言う「ハルヒの自覚無しの覚醒」が何を指すのかも分かるんだろうし。
アイタタタな設定は、ギャグのつもりで入れているのでしょうね。「戦うウェイトレス」とか突飛なアイデアを出しながら、オッドアイなんて入れちゃうあたり、ハルヒっぽいなぁ、と思ってしまいます。私、まだみれていないんですが、そろそろハルヒのとんども能力が発揮される頃だと思います。これを見て、『朝比奈ミクルの冒険』見ると、『朝比奈ミクルの冒険』に新たな発見があって面白いですよ。
by takao (2009-08-26 00:36)
takaoさん、nice!とコメントをありがとうございます。
『朝比奈ミクルの冒険』は以前に一度だけ見たんですが、かなり凝ってましたよね。
今回も「完成した映画」として放送してくれればいいんですけど。
アロンダイトさん、nice!をありがとうございます。
tasuchanさん、nice!をありがとうございます。
パールさん、nice!をありがとうございます。
by chokusin (2009-08-26 20:02)