2009-08-04 Tue TVアニメ感想（「エンドレスエイト」7巡目）

15527巡目だって。今回も終わらず。細かい部分では長門さんがまた読書してない、台詞というか会話が間延び気味（ハルヒと古泉が特に）、バッティングセンターで雨降ってた...他に何かあったかな。まあ比較することにあまり意味は無くなっているが。今回が一番面白みに欠けていた気がする。7回目だからさすがに飽きたのかとも思ったが、それとは微妙に違って単純に出来が悪かったということだろう。

前回放送あたりで京アニへ苦情の電話をかけた人も出始めたと聞く。もう本編の内容云々ではなくなってきたな。最終的にはこの構成を決めたり途中からでも軌道修正を行わなかった人間は誰か、という犯人探しが行われそうな勢いだ。いや、すでに始まってるのか。マジギレしている熱心なファンは、いずれ発売されるDVD等をちゃんと購入する人たちだろう。一巻あたり二話収録として現時点でも最低四巻分だ。価格を6000～7000円で計算しても「エンドレスエイト」だけで30000円近い出費になる。中身は基本的に同じ話なのに。こりゃあ文句の一つも言ってやりたくなるわな。買わないという選択肢があるにしてもね。

基本的にオタクな人たちは保守的な傾向が強いと思う。常に目新しいものを求めながら極端すぎる変化は嫌う。「エンドレスエイト」でやったような実験的な試みを好意的に受け入れてくれる可能性も低い。案の定、強い拒絶反応が出たわけだし、これは企画段階で容易に想像もできたはず。話題性という観点ではこれ以上ないほどの成果だが、じゃあそのことがDVDのセールスにプラスに働くかと言えば「否」だろう。仮に「いや、そんなこと言いながら貴方たちオタクは放送があれば見るし、ソフトが発売されれば買うんでしょ？」というのが角川側の本音なら、とんだ思惑違いだったわけか。まるで足元を見られているかのように感じるからこそ熱心なファンは怒っているわけだし。

一体「エンドレスエイト」は何話構成が正解だったのかね。前後編の二話構成が順当か。もしくはループを際立たせる意味でもう一話加えた三話構成か。だが既に7話分を費やし8話目があることも確定してしまった。決着がついた時点でどんな反応がでるのかも注目しとこう。

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