SSブログ

映画『ルパン三世』 [アニメ感想‐映画]

先日、久しぶりにTV放映されたので視聴、しかし「ルパンVS複製人間」というサブタイトルには未だに馴染めない。ネタバレだしなあ(いまさらではあるが)。下に張ったAmazonへのリンクはあえて現在では入手困難なDVD版を。『カリオストロの城』もそうだがジャケットの絵は絶対にDVD版の方がいい。Blu-ray版はどうしてあの微妙なやつにしたんだろう。権利関係の問題なのか。はっきり言って改悪です、可能なら戻して欲しい。個人的にはBlu-ray版購入を躊躇わせる一因なんだよな。

ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]

ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝ビデオ
  • メディア: DVD

内容に関しては今さら特に言うことも無い。面白かった。TV放映ではどうしてもカットされる部分があるのが残念だ。ノーカット版は地上波では絶対に無理なんだろうな。この映画でのルパンはいわゆる「赤ジャケットルパン」なんだけど、第2期TVシリーズとも微妙に色指定が異なっている。映画の方がカラーコーディネート的にはおしゃれな感じ(次元も同様)。今回のTV放映を見ながら自分が連想した作品をちょっと書いてみよう。比較してどうこう言いたいわけじゃないです。比較しようもないし。

先ずは『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』、原作漫画の方でもかまわないけど。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD]

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

草薙素子のように脳以外は自前の肉体を捨て義体化することで一種の超人となるあたりや、自分は果たして本当に自分という存在なのかというあたり。前者はオリジナルのマモーが最終的に肉体を捨てたことに、後者はルパンが「死んだのは本当にクローンの方か」と揺さぶられることへの連想。まあ安易と言われれば否定できないけども。しかしマモーは「あの姿」になることで一応は肉体的な老いからは開放されたようだが、肝心の脳組織自体が老化したり、たとえばアルツハイマー型認知症とかになったらもうどうしようもないわな。

もう一つは『ブラック・ジャック』から。かなり初期のエピソードで、タイトルは「ナダレ」という。

ブラック・ジャック 1 [新装版] (少年チャンピオン・コミックス)

ブラック・ジャック 1 [新装版] (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2004/10/12
  • メディア: コミック

上に張ったAmazonへのリンクは入手しやすい新装版の第1巻、自分の手元にあるのは昔の少年チャンピオン・コミックスなので第2巻に収録されている。このエピソードではある博士が自身の研究によって得た栄光とその果てに訪れる悲劇が描かれる。その研究というのが大脳組織に関するもの。大脳は頭蓋によってむしろ発達が阻害されているので、もっと柔軟で容量の大きい場所へ移すことでより成長し知能も発達するはずだと。ブラック・ジャックの手を借り肉親のように愛した鹿(この名前がナダレ)を使って動物実験を行う博士。結果は成功、ノーベル賞まで受賞するのだが、成長したナダレは予想もしなかった姿に・・・という内容だ。共通する要素は脳がでかくなるという一点だけ。

三作品ともほとんどの人が知っているとは思うが、中にはこういうしょーもない連想をする奴もいるということで。オチがない話でした。

web拍手 by FC2
ブログパーツ


共通テーマ:アニメ nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0)  | ▲top

nice! 1

コメント 0

コメントを書く  ※記事の内容に関係のないコメントは削除する場合があります。

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。