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Webブラウザあれこれ(Mac編) [Mac/PC]

Mac編と言っても主だったブラウザはクロスプラットフォーム化されているので差はほとんど無いが。なお今回も並び順に他意はない。バージョン番号は自分の環境で、必ずしも最新というわけではない。カッコ内はそれぞれのレンダリングエンジンです。

Camino 1.6.5(Gecko) [ダウンロードページ]

自分がMac上で主に使っているブラウザ。現時点で最新バージョンの1.6系はMac OS X 10.3.9以降に対応、Universal Binary化され多言語版もある。親戚筋のFirefoxより読み込みは早いと言われているが、どうだろ、個人的には顕著な差を感じない。アドオンによる拡張機能やテーマスキンもRSSリーダーもなく(一応カスタムパーツを配布しているサイトもあるが)、他の最新ブラウザと比べると機能的に見劣りするのは否めない。ああ、ポップアップブロックはあるな、1.6から自動アップデート機能も付いた。シンプルな見た目とか気に入ってるし機能の少なさも慣れてしまったからか特に不満はない。Camino上からblogの更新作業してるとたまに固まるのが痛い(Safariでも固まる時があるから原因は自分の環境かもしれない)。やっとAlpha1が出たばかりだが次期バージョンのCamino2.0は期待できそうな感じ。

Safari 3.2.1(WebKit) [ダウンロードページ]

基本的にはWindows版と同じ、というかこっちが本家本元だ。Firefoxのような拡張機能はない...のはWindows版の話、Mac版にはあったりするんだこれが。ほとんどのSafariユーザーが導入しているだろうSfariStandというプラグインがかなり便利。あとはバナー広告のブロック機能を追加するSafariBlockを入れてる。探せば他にもあるかもしれない。MacでのRSSリーダーとして使うことが多いが理由は標準で付いてるから。もっと多機能なソフトもたくさんあるし(Dashboard ウィジェットとか)おそらくその方が快適なんだろうが。ちなみに見え方はOperaなどのメーラー型(でいいのか?)とは異なりCSSでの装飾を外した素のHTMLみたいで悪くない(たまに読み込みで固まるのは何故だ)。

Mozilla Firefox 3.0.4(Gecko)  [ダウンロードページ]

こちらもWindows版と変わりはない。一時期は使用頻度が最も高かったが、なんだろう、Macで使ってると野暮ったい感じがしてCaminoに切り替えた。感覚的なもので明確な理由はないけど(それこそアドオンの追加で自分好みに変えりゃいい話で)。Macは発売時期によってプロセッサが混在している。大きく分けてもPowerPC系とIntel系の二種類だ。そんな各プロセッサ毎の最適化版ってのが何種類かあって、自分はlzycさんが公開されてるものを使っている(ノンサポートなのであくまで自己責任で)。そういえばCaminoにも同様な最適化版があったな。

Shiira 2.2(WebKit) [ダウンロードページ]

公式サイトではWeb Kit を使って、自分好みの、Safari より使いやすいブラウザを目指すと宣言されている。一応入れてみたという程度で使い込んでるわけじゃないが、自分の感覚には合わない気がして余計に敬遠している。慣れの問題だし性能が極端に劣るわけでは決してないんだが。他にもDashboard ウィジェットのシイラminiもあって、こっちの方が手軽でいいかもしれない。

Opera 9.62(Presto) [ダウンロードページ]

Windows版と変わらない。クロスプラットフォームなんだから当然だが。でもMac版の方がインターフェイスが洗練されてるような印象。同じなんだけどね。昔のバージョンを使っていたこともあったが、今じゃ「入れてみただけ」の状態。読み込み早いし使い込んだら便利なんだろうなと思うが。Windows編で書き忘れてたがOperaにもお気に入りのサイトを登録しておくと起動時のトップページに表示できる「スピードダイヤル」という機能がある。Google Chromeの「よくアクセスするページ」機能ってこれの真似なのかね(履歴から訪問頻度によって自動表示されるので厳密には違う)。後発の製品が便利な機能を取り入れるのは悪いことじゃないが。

Internet Explorer for Mac(Tasman)

これは参考で。Safariが登場するまでの間、Macの標準ブラウザだった時期がある。Mac版製品の公式サイトMactopia Japanでもアナウンスされてるとおり、現在では無償サポートや更新だけでなく公開自体も終了し新しいバージョンも開発されていない。最終バージョンはMac OS X用が5.2.3、Mac OS用は5.1.7だった。特にバージョン5はWindows版とは異なるレンダリングエンジンを搭載し、HTMLやCSSを(当時は)その仕様どおりにかなり正しく解釈した。Macらしい端正なインターフェィスも含めモダンブラウザとしての評価や人気は高かった(まれに怪しげな挙動をすることもあったようだが)。自分も結構気に入っていたし嫌な思い出はないな。


ほとんど入れてみただけ状態が多くて勿体ないかぎり。他にも試してないブラウザはあるけどなあ(あ、iCabってまだあったのか)。でもいずれGoogle ChromeのMac OS X用正式版がリリースされたら多分、入れるな。こうして並べてみるとレンダリングエンジンは一人頑張っているOperaのPrestoを除けばGecko勢とWebKit勢に二分されてきた感じ。WindowsではInternet ExplorerのTridentもあるが、状況的に差はない。

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タグ:Webブラウザ

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