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近況報告的な何か [雑記]

すっかり更新をさぼっている。昨年末の反省と目標はなんだったんだ俺、と。そんなわけで近況というほどでもないことを少し書いてみたり。

アニメ関連のこと

どうにも視聴意欲が減退してしまい録画してあるアニメも満足に消化できていない。そんな中、そろそろ2010年春季アニメの放送も始まるのかなーと、遅ればせながらチェックしてみた。興味が湧いたタイトルなどを書き出しておく。参考にしたのは定番であるGIGAZINEの記事⇒【2010年春季放送開始の新作アニメ一覧

締めて6タイトルだった。こちらの地域で放送が確実なもの、可能性が高い(と思われる)ものを中心に選ばざるを得ないが、果たしてどうなるか。冬季アニメも見たかったタイトルのほとんどが放送されなかったし。

Twitter関連のこと

大した内容のことは呟いておらず、本当にひとりごと的な使い方をしているだけだが、読んだ本の感想等を軽く書き込むとそれで満足してしまいブログに記事を書く意欲が減退するきらいはある、かも。言い訳だけど。そうそう、日付的には昨日になるんだが、情けないことにいわゆるスパムに引っかかってしまった。Twitterにはダイレクトメッセージ(以下DM)という自分がフォローされている相手にプライベートなメッセージを送信する機能があって、それを用いた英文メッセージ(URL付き)が届いたわけです。まあその時点で怪しさ満点なんだが、発信者が自分のリアル友人だったこともあってうっかりURLをクリックしたところ、なにやら痩身効果のあるサプリメントの広告ページに誘導されてしまったと。

うわやばい、と思って直ぐにページを閉じたんだが、アクセスしただけで情報を盗むフィッシングサイトもあるらしいので不安爆発。発信者である友人に確認したら当然ながら本人はそんなDMを送っていないと。幸いにして事なきを得た(と思う)ので、ほっと胸をなでおろしたわけなんだが自分の迂闊さに呆れてしまった次第。これまでフィッシング関係の事例をいろいろ目にしたし、一か月前に関連記事を読んでもいたというのに。
⇒【Twitterでアカウント乗っ取り詐欺が横行、「Lol」に要注意 - ITmediaエンタープライズ

上に貼ったリンク先の記事とは違うケースかもしれないが十分な注意が必要なことに変わりはない。自分だけでなくフォローしてくれている皆さんにも迷惑をかけてしまう。怪しいメール等には関わらないという基本中の基本だったのに。迂闊だった。良い勉強になったと思うしかないが。ちなみに発信者の友人からはお詫びと「そのうち飯を奢る」という約束を取り付けた。まあ彼も被害者なんだけど厚意は遠慮なく受けとこう。

非実在青少年のこと

ここ最近で自分のようなオタクには最も関心のあった話題といえるかも。東京都青少年保護条例改正案の絡みです。経緯などの詳細は以下のリンク先を参照してください。個人的にはこのまとめ記事ですら若干の偏りがある気もするので、判断は各自の責任でどうぞ。
⇒【「非実在青少年」問題とは何なのか、そしてどこがどのように問題なのか?まとめ - GIGAZINE

エロ漫画だったり18禁のPCゲーム(いわゆるエロゲー)は自分も楽しむことがある。以前に比べれば興味は薄れた方だが、機会があればそれらを手に取ることに躊躇いはない。もちろん対象となるのは性的な表現だけではなく暴力表現、残虐表現なども含まれるから、なにもエロ漫画・エロゲーに限定した話じゃない。幅広いジャンルの作品が規制の対象となる可能性があるし、その意味で自分は規制に反対の立場だ。ゾーイングの強化・徹底で十分だと考えている。だが規制の対象となる表現・描写を含む作品がそれを必要としない人の目にも触れやすく、結果として生理的嫌悪を催させている現状があることも忘れちゃダメだ。自分は見たくない、自分の子供たちに触れさせたくないと考える人たちが、それらに対しNOという権利も当然あるからだ。自分たちオタクはいわれのない弾圧を受けているのだ、などと被害者意識に凝り固まってしまうのもやはり間違いなんだ。やるべきことはやらなければ。

この件が明らかになった比較的初期のころ、結構な混乱があって騒然とした。自分たちオタクはもうダメだ、おしまいだ、みたいな反応まであった。明らかに条例改正案すらまともに目を通していない、ある意味でデマゴギーのような意見が飛び交った。そんな中、皆もう少し落ち着け、せめて一次資料くらいにはあたろうぜ、と呼びかける内容のまとめサイトができた。そのサイト主は自身が同人(二次創作)活動をしているらしく、同じような不安を抱く人たちに向けて「対象はあくまで商業作品で同人誌は該当しない」と書き込んだ。決して間違いではない。だが一読、ああこれは誤解を招きかねないなと。それ以上に心配になったのはこんな反応が寄せられたことだった。「良かった、同人(二次創作)は対象外なんだ。安心した」と。いやいや、そうじゃないだろ、自分たちの同人活動さえ無事なら良いの? そもそも二次創作って元になる作品があっての話でしょ? それらが対象になるかもしれないのに随分と呑気だね。おそらく他意はなかったんだろうし、安堵のあまり思わず「良かった」と書いたんだろうけど、これは先行き不安だなと感じたのも事実だ。

色々な議論を追いかけるうちに、自分の中には「規制は必要なんじゃないか」という思いすら芽生え始めた。規制に反対する人たちの中でもかなり意見が食い違い、無責任な煽り合いすらしている始末だったからだ。規制推進派と反対派という単純な図式どころじゃないのだ。だからこそ時間が必要だ。議論を尽くさなければ。今回の件で最も問題なのは十分な議論が必要な案件を、拙速としか言いようのない短期間のうちに強引に可決させようとする、そしてそれを可能にしている都議会自体のあり様なんだと思う。

なんだかまとまりのない内容になった。近いうちに通常の更新(感想とか)をしよう。

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HINAKA

HINAKAです。

chokusin様

確かに、仰るように「そもそも何で表現の規制が問題になるのか?」が、分かっていない、あるいは何か誤解をしているという感じは受けます。
「同人誌がOKならば、自分達は良い!」などという輩は、もはや言語道断!なぜして、あれほど著名なマンガ家や専門家が、大急ぎで態勢を整えて、反対したのかが、わかっていない……それでは、規制推進派に何をされても、反論できないだろう!?と、思うのですが……。

どうやら事態は、本当に深刻なようです。
何しろ自身現役の作家で、良識派と思われている、猪瀬直樹東京都副知事が、最近始めた御自身のブログで、この問題を一蹴されています。
曰く、「いままでエロ規制はあったが、ロリ規制はなかった!それだけの事だ」と。
余りにも、マンガやアニメ等をバカにした、規制推進派の根拠無き嫌悪感から発生する、魔女狩り的発想とどこが違うのか?しかも小説は、高尚だからロリもあり(この言葉の由来、ナボコフの「ロリータ」は文学として認められています)なのだと、公然と言ってのける……ようなものです。
一応記事にしましたので、トラック・バックさせていただきます。

確かに、同じ穴のムジナのクセに(言葉が悪くて失礼します)、自分達さえ良ければ、何でもよい的な態度のオタク(本当に愛好しているのか?と、言いたくなりますが)達には、問題アリアリですが、それよりもまず本当にまだ『継続審議』で、生きているこの条例改正案、やはり参議委員選挙を控えてかなり強気で、予断を許せない状況のようです。
個人的には、そんな記事よりも、超電磁砲のビリビリ女!の記事を書いている方が、遙かに楽しいのですが……。

と言うところで、今回は失礼致します。


by HINAKA (2010-04-03 00:03) 

chokusin

>HINAKAさん
コメント、トラックバックをありがとうございます。
この件に反対の意を唱える側の中にも認識に差があることは懸念されるところですね。
政治用語としての「継続審議」の含意を考えると、気が重くなりますね。
by chokusin (2010-04-05 21:18) 

chokusin

kotobukimaruさん、りぼんさん、xml_xslさん、takaoさん、アロンダイトさん、
DEBDYLANさん、「直chan」さん、HINAKAさん、nice!をありがとうございます。
まとめてのお礼ですみません。
by chokusin (2010-04-05 21:20) 

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