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小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」 [雑記]

こんなことやってたんだな、恥ずかしながら今さら知った。ソーラーセイル(太陽帆)とはちょっと違うのか。

ソーラーセイルは、超薄膜の帆を広げ太陽光圧を受けて進む宇宙船です。ソーラー電力セイルは、帆の一部に薄膜の太陽電池を貼り付けて大電力発電を同時に行います。この電力を用いて高性能イオンエンジンを駆動することで、ハイブリッド推進を実現し、効率的で柔軟なミッションが可能となります。

なるほど。詳細は以下のリンク先等を参照してもらった方が確実。
⇒【JAXA|小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」
⇒【小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」|月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC)
⇒【君も太陽系をヨットに乗って旅しよう!|ソーラーセイルIKAROS×Light Sail共同応援キャンペーン

この計画が公表された当初から「IKAROS(イカロス)」ってのはヤバくないか、という反応もあったらしい。この実証機「IKAROS」の計画が半年かけて金星に近づくことだから、地球よりもはるかに太陽に近い位置へ向かうわけで。あまりにも有名な神話のエピソードを連想するのも無理はない。

話題は微妙に逸れるんだが、先日1月6日に新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F)で『月のかぐや』刊行記念の講演会、「『かぐや』が見た月面とは?」が催されたらしい(ああ、行きたかったな)。その席上でこの「IKAROS」にも愛称を付けたいという話題があったそうだ。おそらく慣例に従い日本語(ひら仮名)でということなんだろう。月周回衛星「かぐや」(SELENE)のように一般公募にするんだろうかな。

月のかぐや

月のかぐや

  • 作者: JAXA(宇宙航空研究開発機構)
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/11/06
  • メディア: 単行本

ちなみにひら仮名で愛称が付けられている衛星・探査機(運用終了・開発中のものも含む)はこれだけある。

  • 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)
  • 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)
  • 小型高機能科学衛星「れいめい」(INDEX)
  • オーロラ観測衛星「あけぼの」(EXOS-D)
  • 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)
  • 技術試験衛星VIII型「きく8号」(ETS-VIII)
  • データ中継技術衛星「こだま」(DRTS)
  • 測地実験衛星「あじさい」(EGS)
  • 光衛星間通信実験衛星「きらり」(OICETS)《運用終了》
  • 太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B)
  • 赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)
  • X線天文衛星「すざく」(ASTRO-EII)
  • 小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)
  • 金星探査機「あかつき」(PLANET-C)《開発中》
  • 月周回衛星「かぐや」(SELENE)《運用終了》

上に書いた講演会に参加した方がTwitterでつぶやいていたのだけど、「天鳥船(あめのとりふね)」が良さげ、ただし字数が長すぎるのがネックと。確かに。ひら仮名三文字か四文字がベストだよな。
うーん、じゃあ「羽衣(はごろも)」ってのはどうだ。イメージに合わんか。

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