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映画『イーグル・アイ』 [映画感想‐洋画]

久しぶりに映画を何本かレンタルしてきた。その内の一本、最後まで飽きずに楽しめたかな。

イーグル・アイ スペシャル・エディション (2枚組) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD

製作総指揮にスティーブン・スピルバーグ、『トランスフォーマー』以来すっかり主演のシャイア・ラブーフがお気に入りになったのね。監督のD・J・カルーソーとシャイア・ラブーフは、自分も以前に感想を書いた『ディスタービア』に続いてのタッグ。共演はヒロイン役にミシェル・モナハン、彼らを追うFBI捜査官にビリー・ボブ・ソーントン。公式サイトがまだ残ってた⇒【公式サイト(日本版)

ある日突然、身に覚えのないテロリスト容疑をかけられた主人公。自分の息子を人質に取られ強制的に事件に関わってしまうヒロイン。面識すらなかった二人はやがて謎の女からの指示によって引き合わされ行動を共にすることに。彼らに指示を送る女の目的は何か。またその正体とは。一連の事件の裏には国家的な陰謀の影が・・・。というのがあらすじ。いわゆる巻き込まれ型サスペンスってやつです。

この映画の日本公開時のキャッチコピーは「それは、全てを見ている。」なんだけど、「それ」の正体にはいささかびっくりした。どちらかと言えば悪い意味で。いまさらそのネタはありか?と思っちゃうんだが。他所さまの感想とか見ると『2001年宇宙の旅』を引き合いに出してるのが多かった。ああなるほど。そういえばそうだな。自分はむしろ『ウォー・ゲーム』を連想したけど。これ以上はネタばらしになるから止めときます(既にぎりぎりアウトだけれど)。まあ結構昔からある感じです。

個人的に興味深かったのは監督のD・J・カルーソーって、もしかするとヒッチコック映画へオマージュを捧げてたりするのかなーと(ヒッチコキアンまではいかないかもしれんが)。前作『ディスタービア』は『裏窓』を現代的にアレンジ(リメイクと言ってもいい)していたし、本作でも『北北西に進路を取れ』や『知りすぎていた男』を髣髴とさせる画や展開があったから。もはやサスペンス・スリラーの古典となった名作を現代的にアレンジするというのは悪くないと思う。今までにも大勢の人がやってはいるけどね。

カースタントは見どころの一つ。やたらと派手に自動車が吹っ飛んだりぶっ壊れたりします。あとは謎の存在が街中にある防犯カメラ、電光掲示板や各種ディスプレイなどを駆使して主人公たちを監視し指示・誘導するあたりの描写は面白かった。何にせよ9.11テロからこっち、サスペンスやアクション映画はこうなるよなーとあらためて実感する。楽しめました。

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