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TVアニメ感想(『VIPERS CREED』第2話と『Mission-E』第3話) [アニメ感想‐TV]

録画分の消化、1月期の新番組が自分の地域で予想よりも多く放送されたため録画が溜まる一方だ。まめに見ないと駄目だな。あとは視聴タイトルを絞り込むか。

VIPER'S CREED [公式サイト]

第2話を視聴、主人公の所属するチームに新メンバーが加入、彼は支店長の子息だという。自分の生まれ育った街を父親とは違う方法で守るのだ、と志願の動機を語るが経験不足から空回り気味。歴戦の傭兵(らしい)である主人公と今後どう絡んでゆくのか。

父親に反発するお坊ちゃんとは随分ベタなドラマを持ち出したもんだ。考えてみればこの作品は人物像や舞台設定も含め良く言えばオーソドックス、悪く言えば古臭い作りになっている気がする。否定するわけじゃないが今後どれだけ新味を出していけるかがポイントかな。第1話を見て細部の設定や画面上に出てこない背景などにも凝りまくっている印象を持ったが、第2話を見終えても視聴者に必要な情報の全てを出し切っていない。放送予定が何クールなのかは知らないがじっくりと見せていこうという意図的なものか、単に用意した設定を生かしきれない舌足らずさなのか。次回以降の展開によっては視聴を途中で切ることも考えようかな。

Mission-E [公式サイト]

第3話を視聴、今回は「TYPE-E」能力が人間以外の動物にも発現すること、敵対組織のファウンデーション内に主人公(の一人)に個人的な怨恨というか因縁も持つ人物がいることが描かれた。うーん、何だろう、見ていて気持ちがどんどん冷めていく。やはり自分とは合わないのかな。後半、保護対象者の住むマンション屋上で敵対組織との戦闘シーンがあったんだが、何だろうこのぐだぐだな感じ。ここまで緊張感のない描写をされるとさすがに耐えられない。作画の酷さも手伝って萎えまくりだった。

第2話まで見て、以前にも似た印象を持ったアニメがあったなーと頭の隅に引っかかっていたが今回やっと分かった。『キャッツ♥アイ』だ、あれを見たときの印象とそっくりなんだ。苦手だったもんなあ当時から。少し脱線するが。彼女たちの強さ、無敵さにまるで根拠がなく、天敵である警察(俊夫を含む)がとことん無能な引き立て役としか描かれないのがたまらなく嫌だった。如何に彼女たちがピンチに陥ろうとも「どうせ難なく切り抜けちゃうんでしょ」と、活躍に溜飲を下げるよりも冷めた目で見てしまう。そもそも主人公なんだから当然だ、と言われるかもしれない。しかし元ネタと言っていい『ルパン三世』ではそんな印象をあまり抱いたことがない(エピソードによりけりだが)。この違いは何だろう。原作漫画からしてそうなんだが、ひたすら三姉妹を綺麗に、可愛く、格好良く描くことだけが主眼なので、その凄さに一切の理屈はないし疑問を差し挟んでもいけないんだよね。彼女たちの前に立ちふさがるあらゆる難関は、魅力を引き立てる香水やアクセサリと同じでそれ以上の意味は持たされない。その結果、視聴者の前にはその強さに一切の理屈も根拠もない無敵のチートキャラが現れることになる。

『Mission-E』の主人公二人も同じ、ただただ強い、ピンチになんかならない。襲って来る強面の敵が勝手に自滅しちゃうんじゃないかってほどの無敵さ。「だって彼女たち可愛いし格好良いでしょ? それを堪能してよ。ドラマが盛り上がらないとか知ったこっちゃないし」みたいな。どこに魅力を感じるかは人それぞれで、そのための描写は最低限必要だ。そこをすっ飛ばして「魅力的なのは決定事項です」と言われてもちょっと困る。少なくとも主人公たち「TYPE-E」能力者の強さは前作『CODE-E』で説明済みというなら未視聴の自分にはどうしようもないし。ヒロインたちに無条件に「惚れる」ことができない自分が悪いんだけどさ。残念ながら視聴は切ろう。縁がなかったということで。

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