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TVアニメ感想(『蟲師』第2話と『かんなぎ』第7話) [アニメ感想‐TV]

まず一言書いておかなければ。無意味かもしれないが自分自身のけじめの意味で。

前回、『かんなぎ』第6話の感想の中で、原作が無期限休載となったのは「一旦ほとぼりを冷ましその間に戦略を立て直す」ためではないかと書いたが、先だって原作漫画の出版元である一迅社から休載に関する告知がなされた。そこには作者が緊急入院、しかも手術を要するほどの状態だったことが明かされている。現時点で唯一の公式なアナウンスだし、この件に関してこれ以上の発表がされることは今後もないだろう。自分の発言は見当違いだったわけだ。いまさら撤回しても無駄だしそんな無責任なまねをする気もない。だが自分は原作の読者ですらなくアニメ版の一視聴者に過ぎない。この件での野次馬的な発言自体を厳に慎むべきだったと反省している。作者の一日も早い復帰を祈りたい。読者でもない奴に祈られても困るだろうが。


では感想に。

蟲師 [公式サイト]

第2話「瞼の光」を視聴。原作で読んだ記憶あり。暗闇を媒介とする蟲が眼球に寄生し、陽の光が入らない蔵の中で生活することを余儀なくされた少女スイと、彼女の世話をまかされた少年ビキが登場。どう見ても伝染性の難病を患い隔離された状況を連想させるが、焦点は二人のお互いを思う気持ちにあるから、差別問題を扱った社会派ドラマというわけじゃない。かつては完治する見込みのない病(とその患者)を穢れとして忌み嫌ったというし、特に地方に行けばその傾向はより強く根深かったとも聞く。ビキの母親の立場も分かろうというものだ。そういう「闇」も当たり前に、淡々と描いているのは興味深い。

黒く穿たれた底なし穴のような眼窩、そこから染み出す液状の蟲、想像するとなかなかグロい。ビキだって驚くよそりゃ。対照的に足元を流れる光の洪水のような蟲たちの河が美しく、そしてやはり恐ろしい。まあなんのかんの言っても今回はスイが可愛いねと、それに尽きるんだが。第3話も楽しみだ。

かんなぎ [公式サイト]

第7話を視聴した。今回は天岩戸編といったところか、面白い構成だった。作画もきれいだったし。相変わらず女子率の高いアニメだな、最後は主要キャスト勢ぞろいになったが。みんなの服装を見ていてふと思ったが、季節はいつだっけ? 半袖着てる(つぐみなんかノースリーブだし...ああ、ナギもそうか)とこみると夏なのかな、暑がってたし。でも女子の制服はブラウスが長袖だから春かなあ。全然意識してなかったな今まで。

秋葉くん、オタク的に君は正しいよ。やっぱりベータだよね(もしかしてEDベータだったりするのかあれ)。細かいネタがいちいち濃いよなあ。ゴキブリ目線の回りこみ作画とかまた面倒くさいことを。昔は競ってやってたねこういうの、背景動画とか。エンディングでナギが見たがっていたエピソードをやるあたり徹底してる。これがサブタイトルの「キューティー大ピンチ!激辛ひつまぶしの逆襲」(後篇)なわけね。

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