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映画『ザ・クリーナー 消された殺人』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴。監督がレニー・ハーリン、主演はサミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、エヴァ・メンデスと名の知れた顔ぶれが揃っているのにほとんど話題にならなかった。

ザ・クリーナー 消された殺人 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

サミュエル・L・ジャクソン演じる主人公は元警官だが、とある事件がきっかけで警察を辞め、現在は事件や事故現場の痕跡(遺体や血のり等)を清掃する会社を興している。ある日、殺人現場の清掃を請負った彼は、依頼先の邸宅で普段どおりに仕事を終える。だが合鍵を返し忘れたため翌日に再訪問すると、応対したその邸宅の夫人は清掃依頼の件も、自宅での凶行すらも知らなかった。さらに邸宅の主である実業家が失踪しているとの報道を目にする。しかもその実業家は警察内部の汚職事件の重要な証人であるという。自分は嵌められたのか。主人公は真相を明らかにするべく動き始めるのだが...というのがあらすじ。

主人公が特殊清掃を生業としているというのは興味深い題材だったが、あまり生かしきれていなかった印象だ。もしかすると『CSI:科学捜査班』とか『BONES(ボーンズ)』などを意識したのか。さすがにそれは違うか。序盤から中盤にかけてはなかなかサスペンスしていて期待させてくれる。ミステリでいうならフーダニットよりもホワイダニットが強めかな。しかしどちらも中途半端で終わってしまうのが残念。真相が明らかになるラストでは「あれ、これで終わり?」と少々拍子抜けだった。もう一捻りあっても良かったかなと。90分という比較的短めの尺が影響してるんだろうか。そうは言っても全体的に手堅くまとまっていて退屈はしないが。

いつ頃だったか、実際に特殊清掃に携わっている方のブログが話題になった(リンクを張るのは控えますが)。記事を読んで本当に大変な仕事だなと頭が下がる思いだった。この映画を見てふとそのブログのことを思い出していた。...映画にあまり関係ないなこれ。

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