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TVアニメ感想(『真マジンガー 衝撃!Z編』第16話まで) [アニメ感想‐TV]

録画分の消化。何話遅れなのかもう定かじゃないが。16話までの2回分。

真マジンガー 衝撃!Z編 [公式サイト]

第15話「対決!悲しみの青きドナウ!」

ローレライ編も今回で決着、各エピソードの冒頭で何度も描かれたように結末は悲劇だ。ついに自らの封印を解きドナウα1の頭脳となるローレライ。戦うなというシローの懇願もむなしく宿敵マジンガーとの対決を始めてしまう。巨大ロボットの胴体に少女の顔が付いているというデザインはやはりグロテスクだな。以前にも書いたが『デビルマン』っぽい感じ。激闘の末、勝利したのはマジンガーだった(ここまで引っ張った割に決着の付け方が拍子抜けだったが)。シローは「どうしてお前は負けないんだ」とやり場のない憤りをぶつけ泣き崩れる。初恋の結末としては悲惨極まりないな。今後シローの恋愛感が歪にならないことを祈る。

しかし、くろがね屋の女将がまあ凄い女だこと。キャラが立ち過ぎて完全に主役を食っている。今川監督はよっぽど彼女がお気に入りなんだな。この『真マジンガー』は他の永井豪作品からの引用も多く、言い方は悪いが今川監督による二次創作みたいなものだ。永井豪ファン度が試されてもいるわけで。視聴者もそれを分かった上で見るべきなんだろうが釈然としないものは残る。まあこれはぬるいオタクからの愚痴ですが。

以下は蛇足で。自分が機械である自覚がない少女(あるいは少年)型ロボットが巨大な兵器の頭脳となり主人公と敵対する。そして悲劇的な結末を迎える。こういったエピソードっておそらくこのローレライ編がはしりなんだろうな。他に似た作品もあったはずだし自分もどこかで見た覚えがあるんだが、うーん、具体的な作品名がどうしても思い出せない。

第16話「発掘!戦闘頭脳ケドラ!」

今回から新オープニングになった。おお、ゴッドスクランダーはこうなってるのか。しかし『戦場のヴァルキュリア』もそうだがオープニングでネタばらしって流行ってるのかな。まあネタばらしといっても『真マジンガー』の場合、第1話が最終回のひとつ前みたいなものだったし全力で横滑りしてるような感覚もあるから参考にはならんか。さらに冒頭であしゅら男爵が視聴者に語りかけちゃったりする。ここからは原作や旧TVシリーズのファンも知らない全くの新展開が待ってるそうだ。

見どころとしては新たに登場した機械生命体ケドラか。中身は古代ミケーネ族戦士の脳みそ。デザインはドラクエのメーダや悪魔の目玉にも似ているが、普通に考えればバーサーカー以外にないわな(サーヴァントじゃない方の)。ミケーネ以外の民族全てを根絶やしにする目的で作られたというし。送り込んできたドクター・ヘルにも制御できない厄介な存在だ。さらにはゴーゴン大公も復活しストーリーは急展開、今後が楽しみ。他には甲児とさやかが良い雰囲気に。照れるさやかが可愛い。しかしな、甲児って『グレンダイザー』じゃマリアに浮気してたからな。あれは無かったことになってるのかしら。

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