SSブログ

映画『WALL・E/ウォーリー』 [アニメ感想‐映画]

再視聴、何度目かは忘れた。自分の中では「萌え」カテゴリに分類。何に対してってウォーリーに決まってます。奴のキュートさは異常、一家に一台欲しくなる。空き缶潰すくらいしかやってもらうことないですが。

ウォーリー ブルーレイ・プラス・DVD セット (Blu-ray Disc+DVD)

ウォーリー ブルーレイ・プラス・DVD セット (Blu-ray Disc+DVD)

  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray

TVアニメの感想が記事の大半を占める奴が言うべきではないが、数多あるアニメーションスタジオの中でその完成度において唯一全幅の信頼を置けるのはピクサーだけだと思ってる。信者と謗られようが甘んじて受けますよ。CG等の技術的な面はもちろん、娯楽映画の作劇として外れがない。これはやはり凄いことだ。そんな訳でこれまでもソフトが発売されたら迷わず購入、今回はBlu-ray Disc+DVDセットを選択したけど、残念ながら未だにBlu-ray Disc再生機が無いのでDVD版で見てる。我ながらもったいない話だ。

人類が宇宙へ逃れ無人となった地球上で700年間、与えられた任務を淡々とこなすゴミ処理ロボット。かつては沢山いたはずの同型機種、いわば兄弟たちも活動を停止し、彼の周囲には唯一の友人である一匹の小さな虫と人間たちが残した残骸という記憶だけ。いやあSFだなあ。まあでもこれは序盤だけ、中盤以降、人間たちが登場するとSF色は薄れてしまうのが残念。それを差し引いても十分以上に面白いんですけどね。ウォーリーはキュートさを炸裂させるしヒロインであるイヴも大変魅力的だ。その他のキャラクターも生き生きしてる(ロボットに対して生き生きってのも変だけど)。

この映画って要するに辺ぴな田舎に住む純朴な青年の前に都会からとても美しいお嬢さんが現れて、当然のように青年は洗練され魅力的な彼女に恋をしてしまう。頑張って気を引こうとするものの、大事な仕事で来ている彼女は青年のことなど眼中に無い。それでもなんとかきっかけを得たと思ったら、仕事を終えた彼女は急遽帰ってしまう。矢も盾もたまらず後を追った青年が辿り着いたのは眼もくらむような大都会。右も左も分からぬ青年は再び彼女と出会い想いを伝えることができるだろうか...という古典的なラブコメディなんだよなあ。植物がどうの人類や地球の未来がどうのというのはむしろオマケみたいなもんです。

最後はちゃんとハッピーエンドですが、ウォーリーとイヴの恋の顛末はぜひ見て確かめてください。それからピクサー作品のお約束、エンディングのタイトルロールは今回も大変凝っていて楽しいです。おすすめ。

web拍手 by FC2
ブログパーツ


共通テーマ:アニメ nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0)  | ▲top

nice! 2

コメント 0

コメントを書く  ※記事の内容に関係のないコメントは削除する場合があります。

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。