2009-07-14 Tue TVアニメ感想（『咲-Saki-』第13話まで）

録画分の消化。これで自分の地域で放送された分には追いつけた。今回は13話まで。

咲-Saki- [公式サイト]

第12話「目醒め」

部長と風越女子のキャプテンとの因縁について少し触れられたが、えーと、つまり風越女子のキャプテンの片思いということでいいのかこれ。「君の瞳は綺麗だね」ズキューン！「はぁーん」...みたいな。部長ってイケメンだったんだな（女だけど）。そりゃあ風越女子のキャプテンも速攻で落とされるわ。一方、控え室では仮眠から戻ったピンク髪に妄想全開の京太郎。仮眠→バナナと来て「牛乳もあるじぇ！」と続いたからてっきり奴の妄想も行くとこまで行くのか、いいのか地上波で、と思った自分は心が汚れている。しかしそう思ったのは自分だけじゃないはずだ、きっとそうだ。

少しづつ衣の描写が増えてきた。ピンク髪に対して友だちに、と言い出せなかったシーンとか、だんだん彼女を良い子だと思えるようになってきた。龍門渕のお嬢さまと衣はイトコ同士だったのか。龍門渕のお嬢さまはピンク髪が想い人かと思ってたんだが、身近にお相手がいるんじゃないか。しかしこの調子じゃ主要キャラのほとんどにカップリングが決まってるんだろうな。すごい話だ。ラストでピンク髪のもとへ咲が駆けつけるシーン、カメラマンは何故あんなベストポジションで狙っていたのだ。いい仕事しすぎだろう。感想にほとんど麻雀がらみの話題が出ないってのは我ながらどうなんだ。まあいいや。

第13話「微熱」

さて、おそらく2クールの放送予定だと思うので、今回が折り返しとなるのかな。ここまで見てきた中で最も充実した回だったと思う。作画も高水準、シリアスとギャグパートのバランスも良く、龍門渕のお嬢さまとピンク髪に関するシーンでは効果的にど派手な描写も織り込むなど大変面白かった。

衣に関するシーンが今回も多く、ある意味で主人公サイドである清澄高校の面々より扱いが丁寧だ。それだけ重要なキャラクターということなのか。ああでもお嬢さまに関しても同様だから、龍門渕高校の扱いがと言うべきか。他に興味深かったのは解説役である藤田プロの発言だった。今大会のルールはまるで特殊な子供を選り分けるためのようだ、というやつ。そういえば大会主催者に関する描写が未だ無いんだよな。これも今後の鍵となるのか。しかしなあ、これって県予選なんだよね。全国大会じゃさらにとんでもない連中が登場するんだとしたら、少年ジャンプのバトル漫画が陥る強さのインフレ状態になりゃせんか。そして大会の目的が「特殊な子供を選り分け」ることにあるなら、その先に見えてくるのは当然、世界大会とその選抜メンバーだ。まあアニメ版は全国大会出場までだろうし、原作がどこまでやるつもりかも分からんが。

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