2009-02-15 Sun TVアニメ感想(『VIPERS CREED』第6話) [アニメ感想‐TV]
録画分の消化。
VIPER'S CREED [公式サイト]
第6話を視聴、今回はガリブをメインに据えたエピソード。これで主要キャラである6人の紹介篇が終了したことになるのか。アルコン支社長の御曹司ハルキ以外は全員が戦争経験者で、同時にそれぞれが心に何らかの傷を抱えていると(ヴァイパーの5名に限らないだろうけど)。しかしまあ今回のエピソードは何だったんだろうなあ、方向性がさっぱり分からん。どういうわけかアニメでドラマ部分をかっちりやろうとするとプチ人情ものになりがちだ。視聴者が好感を抱くためには主要キャラを悪者にできないという判断もあるんだろうが、皆が善人である必要は必ずしも無いと思う。仮に「なんだこいつ、ひでえ奴だな」という人物像であっても、その描写に「ぶれ」が無ければ納得して受け入れることも出来るんだから。一皮剥いたらみんな善い人ってのも薄っぺらいよ。
ガリブの素性を知ったエスニック料理屋の娘が「罪滅ぼしのつもりか」と責めるシーン、まあ父親の一件があるから唐突ではないにしろ、アルコン社(の事業)への反感が背景にあるという描かれ方だった。しかし以前から書いているが、市民から人でなしのように疎まれる理由ってのがさほど伝わってこないので、逆に彼女がただの恩知らずにしか見えない。うーん、やっぱり描写が足りてないんだよなあ。もう一つはガリブの過去、軍籍を剥奪される原因となった訓練中の事故、その記録をサイキとサクラコが調べてるんだがアルコン社のデータベースなのか。どうして一企業が軍関係のデータ持ってんのかね。これも今後のエピソードで明らかになるのかな。放送予定が1クールなら今回で丁度半分消化したことになる。いまいち盛り上がらんなー。
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