SSブログ

TVアニメ感想(『VIPERS CREED』第5話) [アニメ感想‐TV]

録画分の消化。

VIPER'S CREED [公式サイト]

第5話を視聴、今回はルドラをメインに据えたエピソード。任務中に発生した市長狙撃事件の犯人として疑われるルドラだが、その理由は数キロメートルも離れた場所からの正確な狙撃を行える彼の実力ゆえだった。嫌疑は晴れ放免された彼の前にかつて戦場で共に戦った女性が現れる。彼女もまた優秀なスナイパーだった。また市長狙撃の実行犯からはアルコン支社長の狙撃予告が...。かつての戦友であると同時に深い仲(多分)でもあった二人の優秀なスナイパーの、互いの顔も認識できない遠距離からの対決を期待したんだが、残念ながらそうはならなかった。サブタイトルでもある「死神」の二つ名を持つルドラの人物像がメインで、まあドラマ運びとしてはオーソドックスではあるし狙撃兵は味方からも嫌われがちとも聞くが、いま一つな感じだったかな。

狙撃犯として疑われたのがスナイパーとしての実力ゆえと言われても、主役メカ(と同型の機体)からの狙撃っていうんじゃピンとこない。あれだけ性能のいい機体なら銃身のぶれも制御できるだろうし、狙撃精度に影響する風向、気温、湿度などを正確に計測できるセンサーも有るだろう。つまりタイミングを逃さなければ誰でも可能なんじゃないのと。あとは狙撃ポイントの選定や逃走経路の確保といったあたりが焦点になるはずだがその辺はさらっと流されてしまった。二人がどれだけ優秀な腕を持っているかが伝わらないので対決が盛り上がらないんだよね。その辺は残念だった。

そういや今回、舞台となる街に治安警察と軍隊が存在することがはっきりと描かれた。それを踏まえた上でアルコン社がどういう位置にあるかが今後描かれるんだろうか。警察や軍の装備が分からないので何とも言えないが、アルコン社が保有する武装が突出している気がして、彼らを誰がどうやって管理してんのかなーと。極端な話、その気になればあの街を武装占拠することも可能じゃないかと思えるので。ああでも電気止められたら終わりか。あとは彼らがハイウェイ上でドンパチやらかしてる時、一般車輌は規制されてるんだろうか。空路、海路が駄目になり唯一残った輸送経路で、だからこそあの街が流通の要衝として繁栄してるって設定のわりにはいつもがら空きの状態だからな。バグメック排除に要した時間によっては流通に多大なロスが生じるからその損害賠償どうすんだ、請求先はアルコン社かそれとも彼らに請け負わせてる市へか? とか、やたらと火力の大きい武器使ってハイウェイ壊しちゃうとまずくないの? とかね、細かい部分が気になって。物語に絡めて描いてくれるのかなあ。

web拍手 by FC2
ブログパーツ


共通テーマ:アニメ nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)  | ▲top

nice! 0

コメント 0

コメントを書く  ※記事の内容に関係のないコメントは削除する場合があります。

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。