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ポプラ文庫 少年探偵シリーズ [本‐その他]

大金塊―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

昔の装丁で復刊されたと聞いていたがいやあ懐かしい。小学生時分に図書室にあった全巻を読破した、という人は多いんじゃないか。映画『K-20 怪人二十面相・伝』公開に伴う出版なんだろうな。Amazonへのリンク画像は怪人二十面相が登場しないという意味では異色作の『大金塊』という作品。シリーズ中でも大好きな作品で、何度も借りては読み、最後には親に頼み込んで買ってもらったなあ。以前にも同じポプラ社から文庫版が刊行されていたようだ。中身は同じようだがやっぱりこの表紙じゃないとね。

近所の本屋で探したところ児童書のコーナーに平積みされていた。手に取ってぱらぱらと中身を見たが本当にオリジナルに忠実な復刻だ。表紙のイラストだけじゃなく本文の挿絵も、ああ、目次の部分まで同じだ、ポプラ社すごいよ、やるなあ。今回は6冊が刊行されたようだがシリーズ全46冊が順次刊行されると思っていいのか。でも順番がばらばらだし、もしかするとこの6冊だけなのか。今回取り上げた『大金塊』以外にも好きなタイトルがあるからぜひ全巻刊行してほしいけど。大半のカバー絵を担当した柳瀬茂の絵も良いが、武部本一郎が担当した『仮面の恐怖王』、『灰色の巨人』はぜひ欲しい。自分にとっては火星シリーズのデジャー・ソリス以前に武部本一郎の絵に魅了された思い出深い本だし。

暗号文を解読して隠された財宝を探すという内容に小学生だった自分は胸を躍らせた。立ち読みした本文はさすがに大人になった自分には少々つらい。レジに行きかけて思いとどまったが、うーん、もう一度通して読んでみたいな。やっぱり今度買いに行こう。このシリーズはお約束のしめ方がある。二十面相を退けたあとみんなで叫ぶんだ。「明智先生ばんざーい!! 小林団長ばんざーい!! 少年探偵団ばんざーい!!」...てね。

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