2009-12-20 Sun TVアニメ感想(『生徒会の一存』最終話と『にゃんこい!』第8話) [アニメ感想‐TV]
録画分の消化。今回も2タイトルを一度に。その内『生徒会の一存』はこれが最終回だった。なんだかんだ言って最後まで見通してしまったな。
生徒会の一存 [公式サイト]
第12話(最終話)「生徒会の一存」を視聴した。今回だけはちゃんと画面を見たぞ、なんたって最終回だからなっ。とは言え、やっぱりいつもと変わらなかったぜ。前半と後半で話が繋がってるようないないような。ラスト辺りの杉崎くんのモノローグは良かったな。こういうのをちゃんと話数をかけて見せておきゃいいのに。唐突に感じるのは仕方のないところ。最近は多いなこういうの。描写を積み重ねるんじゃなく、テンプレ化した設定を提示されるインスタントな感じ。受け手の裁量次第ではあるから自由度が高いと考えるべきか。うーむ。
面白がるポイントが掴めない、という点は最後まで変わらなかった。本当はシリアス話を指向しているのかな(未読ゆえ想像だが原作者にすればそちらがメインディッシュなんじゃないか)と思うんだけど、1クールという短い話数ではそこまで踏み込みづらかったのかもしれない。じゃあ一方でパロディネタが主なコメディパート、いわばサイドメニューのみを満喫できるかといえば、やはりそれも少々苦しい。第1話の時点で感じたことだが、話のきっかけが何だったのか分からなくなるほど脱線したり話題があちこちに飛びまくったりする仲間内でのバカ話って、自分が当事者として参加するから楽しいんであって、他人のそれを眺めているのが果たして面白いのか。受け止め方次第ではあるが、残念ながら自分には十分なフックとは成らなかった。
もう一点、蛇足気味だが。自分はこの絵柄が本当に苦手なんだなーと。まったく食指が動かないんだもの。これも楽しめなかった一因かもな。自分がターゲット層から外れてることを改めて自覚させられた。何にせよ、スタッフ・キャストの皆さんはお疲れさまでした。
にゃんこい! [公式サイト]
第8話「炎の個人教授ランナー」を視聴した。今回は自力で雀も捕れない貧弱な坊や(猫です)を鍛えてあげるお話。その依頼を持ち込んだ双子と主人公の母たちがちゃぶ台を囲んでいるシーン、画面左下に固まってるにゃんこ達が可愛かった。猫のトレーニングを始めたところ、なぜか陸上部に仮入部する羽目になる主人公。ほほう、水野さんってスポーツ万能だったのね。
その後、すったもんだがあって猫のトレーニングを再開するんだが、いやあ、鍛えに鍛えすっかりたくましくなった奴の男前っぷりには笑えた。なにそのイケメン。「貧弱な坊や」という分かりやすいキーワードも含め、雑誌によく載っていたブルワーカーの広告そのまんまだわな。なかなか楽しい回でした。
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