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TVアニメ感想(『鋼の錬金術師FA』第11話まで) [アニメ感想‐TV]

録画分の消化。これもまた溜まってしまった(こればっかりだな俺)。今回は11話まで。

鋼の錬金術師FA [公式サイト]

第9話「創られた想い」

自分の存在に疑いを持ったアルとエドの間に確執が生じるエピソード。いやあアル君、暗すぎ。エドから出張修理を頼まれたウィンリィがセントラル駅に到着した際、後ろをエドたちの師匠夫婦が通り過ぎたのは次回以降への前振りですか。少し気になるのは作画に関してだ。どうも不調だな。全体的に絵が荒れ気味なのに、ギャグパートでキャラを崩すから余計に酷く見える。このエピソードは原作でもギャグがちりばめてあったから原作準拠とは言える。しかしこれでは作画が低調なことをごまかすために(キャラ絵を崩す)ギャグパートを無理に増やしてるんじゃないか、と勘繰られても仕方が無い。不信や迷いを乗り越え兄弟の絆が再び強まる、という重要なエピソードなので頑張って欲しかったかな。

第10話「それぞれの行く先」

『鋼の錬金術師』の中でもファンの涙を最も搾り取ったエピソードだ。それだけに印象深くもある。しかし終盤に差し掛かった原作において、あんな形でこのエピソードが再登場するとは思わなかった。ほんとに荒川弘って上手いよな。おっと脱線してしまった。冒頭、アバンタイトルで「イシュバールの惨劇」が一部先取りされていた。いずれ本格的に描かれることになるが、地上波、しかも夕方という時間帯でどこまであの戦場の悲惨さに踏み込めるか。今回を見る限りでは少々期待薄かな。

相変わらず作画が安定しない。はっきり言って相当に荒れている。原作を知らない視聴者が見たら、ブラッドレイ大総統が見舞いに来たシーンや、汽車に乗ったエドたちが師匠の怖さを思い出すくだりは、単なる手抜きにしか見えんものな。さて、ヒューズ中佐の殉職とその葬儀の場面だが、もう少し上手く見せてくれんかな...と考えてしまうのはさすがに厳しすぎるか。こういうベタな、「泣かせますよ思いっきり」というシーンはね、やるならとことん徹底するべきで、見終わった瞬間に視聴者の周りにはティッシュの山が出来てるくらいでいいし、そうさせるべきなんだ。腕の見せ所なんだから。

第11話「ラッシュバレーの奇跡」

まだ不安定な感じは残るが作画が盛り返してた。いいね。前回のヒューズ殉職とは別の意味でとても重要なエピソードだけに嬉しい限り。特に銀時計を盗まれたエドたちがパニーニャを発見し追い詰めるシーンはとても良かったな。これまですべり気味だったギャグパートのキャラ崩しも上手く機能していた。これも作画が安定しているからこそだ。しかしまあ、いくら原作準拠とはいっても、いわゆる「漫符」を使いすぎじゃないかなーと思わんでもない。今回あらためて気が付いたんだが、エドとウィンリィの髪の色って同じ金髪でも結構違うのね。さて、次回から好きなキャラの一人、イズミ先生が登場だ。楽しみ。

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